Android One S5の実機レビュー!低価格でもスペックの高いスマホ

Android One S5の実機レビュー

 

ワイモバイル(Y!mobile)から発売されているAndroid OneSシリーズの中でも、お手頃価格で標準以上の性能を持っているのがAndroid One S5です。

 

低価格帯のSシリーズですが、性能はかなり高いです。

 

防水・防塵・耐衝撃に対応しており、カメラ性能も十分に高く、普段使いのスマホとして満足できるスペックを持っています。

 

このページでは、Android One S5のスペックや使い勝手、カメラ性能などの実機レビューを行います。
Android One S5の性能や評価が気になる方、ワイモバイルの端末選びの参考にしたい方はぜひご覧ください。

 

Android One S5のスペック表

まずAndroid One S5のスペックを紹介します。

 

サイズ 約W71×H148×D8.1mm
重さ 約149g
バッテリー容量 2,700mAh
CPU SDM450(オクタコア)1.8GHz
ROM容量 32GB
RAM容量 3GB
対応外部メモリ microSDXC(最大512GB)
ディスプレイ 5.5インチ IGZOディスプレイ
解像度 2160×1080

(フルHD+)

メインカメラ 約1,200万画素
サブカメラ 約800万画素
防水/防塵 IPX5・IPX8/IP6X
耐衝撃 MIL-STD-810G準拠
おサイフケータイ ×
NFC ×
赤外線 ×
Wi-Fi a/b/g/n/ac
Bluetooth Ver4.2
指紋認証 ×
ワンセグ ×
VoLTE(HD+)/VoLTE/HD Voice(3G)
カラー クールシルバー

ダークブルー
ローズピンク

 

Android One S5は今までのSシリーズに比べると、かなりの性能アップをしています。
また後ほど紹介しますが、CPU性能はAndroid One X4に迫るくらいの処理性能になっていますし、カメラ写りもかなり良くなりました。

 

おサイフケータイと赤外線には対応していませんが、防水・防塵・耐衝撃対応ですし、普段使いのスマホとして十分なスペックを持っています。

 

Android One S5の外観・デザイン

Android One S5はクールシルバー/ダークブルー/ローズピンクの3色展開です。
今回紹介するのは、ダークブルーとなります。

 

ダークブルーは落ち着いた紺色です。
背面にはSHARPとAndroid Oneのロゴがプリントされています。

 

落ち着いた紺色

 

ディスプレイは5.5インチで、十分な大きさです。
液晶はSHARP独自のIGZOで、色合いも明るくキレイです。

 

Android One S5の正面

5.5インチのIGZOディスプレイ

 

端末の左側面にはmicroSDカード、SIMカードのスロットがあります。

 

Android One S5の左側面

microSDカード、SIMカードのスロット

 

端末の右側面には電源スイッチがあります。

 

Android One S5の右側面

電源スイッチとボリュームスイッチ

 

端末の上部にはイヤホンジャックがあります。

 

Android One S5の上部

イヤホンジャック

 

端末の底面にはType-CのUSB差し込み口があります。

 

Android One S5の底面

Type-CのUSB差し込み口

 

5.5インチのIGZOディスプレイ

Android One S5には、SHARP独自のIGZOディスプレイが使われています。
IGZOディスプレイはAndroid One S3、X1、X4などのSHARP製スマホに使われており、少ない電力で高精細の画像を表示できる優れたディスプレイです。

 

Android One S5と、同じSHARP製のAndroid One S3を並べて比べてみました。

 

IGZOディスプレイは発色が良い

左がS3、右がS5

 

左がAndroid One S3、右がAndroid One S5です。
どちらも発色が良く、液晶画面はキレイで見やすいです。
(写真だとよく分からないかもしれませんが)

 

 

端末のサイズは大きすぎず、片手持ちでも扱うことができます。
ちょうどイイ感じです。

 

片手持ちでも扱える

サイズはちょうど良い

 

CPU性能は大幅にアップ!ベンチマークテストしてみた結果

CPU性能がどれくらいアップしているのか、試しにAndroid One S3・S4と比較をしつつ、CPUのベンチマークテストをしてみました。

 

ベンチマークテストとは、スマホがどれくらいの高さの処理能力を持っているか評価するテストです。
テストには、Antutu Bnechmarkというアプリを使っています。

 

S5のスコア

S4のスコア

S3のスコア

 

スコアは71,966点でした。
Android One S4は58,974点、Android One S3は57,627点となっており、やや低いスコアになっています。

 

だいたい7万点くらいあると、エントリーモデル(ライトユーザー向け)としては十分な処理能力です。
結果として、Android One S5は普段使いのスマホとして問題ないと思いますが、Android One S4とS3はやや処理能力が不足しているということになります。

 

Android One S4・S3でもライトユーザーであれば問題ないと思いますが、やはり処理能力がより高いAndroid One S5の方がおすすめです。

 

カメラの実力はどれくらい?実際に撮ってみた

画素数は1,200万画素と、Android One S4・S3と変わっていません。
しかし、カメラ性能はとても高くなっています。

 

以下の3つの要素によって、カメラ性能がかなりアップしました。

 

3つの要素

  1. Android One S3に比べ25%大型化したピクセルのイメージセンサーで取り込める光の量がアップ
  2. F値2.0のレンズを採用し、より明るくキレイに撮影できる
  3. 広いダイナミックレンジで色再現性に優れた画像処理エンジン「ProPix」で薄暗くても質感や色を残せる

 

ざっくりまとめると、「より明るくキレイに撮れるようになった」となります。

 

ではカメラの実力は実際にどれくらいなのか、気になったので写真を撮ってみました。

 

写真をクリックすると、原寸の画像が表示されます。
(サイズが重いのでご注意ください。)

 

牛丼

 

唐揚げ

 

うどん

 

マックコーヒーとアップルパイ

 

 

逆光にて撮影

逆光にて撮影

 

接写

 

カメラ性能がアップしたということもあり、かなりキレイに写真が撮影できています。
逆光状態で撮影もしてみましたが、キレイに撮影できました。

 

バッテリー2,700mAh。急速充電も対応

バッテリーは2,700mAhです。
Type-Cの急速充電にも対応しています。

 

Type-Cで急速充電も対応

Type-Cで急速充電も対応

 

十分なバッテリー容量ですし、IGZOディスプレイは省電力となっています。
普通に使っていればバッテリー切れで困ることはあまり無いと思います。

 

ただしゲームなどを頻繁にする場合には、少し物足りない容量です。

 

防水・防塵・耐衝撃対応で安心して使える

防水・防塵対応

防水・防塵にも対応

 

Android One S5は防水・防塵にも対応しています。
IPX5・IPX8/IP6Xという規格に対応していて、特に防水性能が高いです。

 

ちょっと水に濡れたくらいなら、問題なく動作します。
ちなみにIPX8は以下のような試験をして、問題ないことを確認しています。

 

常温で、水道水、かつ静水の水深1.5mの水槽に電話機本体を静かに沈め、約30分間水底に放置しても、本体内部に浸水せず、電話機としての性能を保ちます。

ワイモバイルHPより

 

かなり高い防水性能であることが保証されています。
あと耐衝撃にも対応しているので、落下などの衝撃にも強いです。

 

OSのアップデートもあるので長く使える

 

Android Oneシリーズは、毎月のセキュリティアップデートに加え、発売から2年の間に一回以上Android OSのバージョンアップが保証されています。

 

長く安心して使いたい方にもオススメです。

 

標準スペックのスマホとしておすすめ

Android One S5は低価格ながら、ある程度スペックが高いスマホとしておすすめです。

 

 

高性能のカメラがあり、防水・防塵・耐衝撃にも対応しているので普段使いのスマホとしては最適です。

 

「そんなに性能高くなくてもいいけど、ある程度の性能が欲しい」という方は、ぜひAndroid One S5を検討してみてください。


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