ワイモバイル「AQUOSケータイ3 806SH」のスペック・評価レビュー

ワイモバイル(Y!mobile)から販売されているSHARP製のガラケー(ガラホ)である「AQUOSケータイ3 806SH」を購入しました。
せっかくなので、スペックや評価のレビューをしていきたいと思います。
これからワイモバイルでガラケーを購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
AQUOSケータイ3 806SHの付属品
まずはAQUOSケータイ3 806SHの付属品から見ていきたいと思います。

箱を開封すると、本体と電池パック、説明書、充電用の卓上ホルダが入っています。
USBケーブルは付属していないので、持っていない場合は購入してください。
AQUOSケータイ3 806SHの外観
AQUOSケータイ3 806SHの外観を見ていきます。
今回購入したのはブラックです。

昔ながらの折り畳み式で、ポケットに入れて持ち運びができます。
正面には、時刻と歩数が表示されます。

背面には800万画素のカメラが付いています。
ただしガラケーなので、あまり画質は期待しない方がいいです。

端末を広げると、これまた昔のガラケーという感じです。
「AQUOS」の文字がディスプレイの下あたりにプリントされています。
充電用のUSBポートは端末の底面にあります。
卓上ホルダを使わない場合は、このUSBポートに直接ケーブルを挿します。
卓上ホルダを使う場合は、端末を横向きにセットします。

直接ケーブルを端末に挿さなくていいので、便利です。
AQUOSケータイ3 806SHのスペック
次に、AQUOSケータイ3 806SHのスペックを、前機種のAQUOSケータイ2 602SHと比較をしながら紹介します。
| AQUOSケータイ3 806SH | AQUOSケータイ2 602SH | |
|---|---|---|
| サイズ | 約W51×H115×D17mm | 約W51×H113×D16.7mm |
| 重さ | 約123g | 約132g |
| 連続通話時間 | [FDD-LTE]約750分
[3G]約870分 |
[FDD-LTE]約800分
[3G]約910分 |
| 連続待受時間< | [FDD-LTE]約630時間
[3G]約750時間 |
[FDD-LTE]約595時間
[3G]約840時間 |
| バッテリー容量 | 1,680mAh | 1,800mAh |
| 充電時間 | 約130分 | 約140分 |
| CPU | MSM8909(クアッドコア) 1.1GHz | MSM8909(クアッドコア) 1.1GHz |
| ROM/RAM容量 | 8GB / 1GB | 8GB / 1GB |
| 対応外部メモリ / 最大容量 | microSDHC / 最大32GB | microSDHC / 最大32GB |
| カメラ有効画素数 | 約800万画素 | 約800万画素 |
| ディスプレイサイズ | 約3.4インチ | 約3.4インチ |
| 表示方式 | TFT | [メイン]TFT
[サブ]有機EL |
| 解像度 | 960×540ドット | 960×540ドット |
| Wi-Fi | ● | ● |
| Bluetooth | ● | ● |
| 赤外線通信 | ● | ● |
| ワンセグ | ● | ● |
| 防水/防塵 | IPX5・IPX8 / IP5X | IPX5・IPX8 / IP5X |
| 国際ローミング | ● | ● |
| VoLTE(HD+)/VoLTE/HD Voice(3G) | - / ● / ● | - / ● / ● |
前機種と比較をすると、それほど性能アップはしていませんが、十分なスペックととなっています。
防水・防塵対応の上に大容量バッテリーで長持ちです。
赤外線にも対応しており、データ移行もしやすいです。
Wi-Fi、Bluetoothも使えてデータ通信も安心。
ワンセグも標準装備している、文句なしの端末です。
さらに付属品として卓上ホルダが付いてくるので、自宅で充電しやすいです。
※USBケーブルは別売りです。
AQUOSケータイ3 806SHの特徴8つ
それではAQUOSケータイ3 806SHがどんなガラケーなのか、もう少し詳しく紹介していきます。
主に特徴が8つあるので、それらを紹介します。
- 防水・防塵・耐衝撃対応で安心
- 電池持ちも良い
- 通話音声がさらに聞き取りやすくなった
- キーがさらに押しやすくなった
- Wi-Fi/赤外線/Bluetooth対応
- 卓上ホルダ付き
- ボイスレコーダーで録音もできる
- ワンセグでテレビも見れる
防水・防塵・耐衝撃で頑丈

IPX5・IPX8の防水対応、IP5Xの防塵対応となっているため、とても壊れにくいです。
また、耐衝撃となっているので、落下などの衝撃にも強いです。
タフに使えるガラケーであることは間違いないです。
電池持ちも良い
1,680mAhのバッテリーを持っています。
前機種よりも少し容量は少なくなっていますが、十分すぎるバッテリー容量です。
普通に電話とか使っていると3日くらい、あまり使わなければ1週間くらい充電しなくても大丈夫です。
通話音声がさらに聞き取りやすくなった
前機種からレシーバーが約15%大きくなりました。
この「でかレシーバー」搭載で、相手の声がさらに聞こえやすくなっています。

大型レシーバーで声が良く聞こえる
VoLTEにも対応をしているので、ワイモバイル・ソフトバンク同士でのVoLTE対応端末との通話はさらにキレイに聞こえます。
キーがさらに押しやすくなった
キーも押しやすい構造になっています。
キーが出っ張っている構造になっているので、指をあてた時にすんなり押せます。

キーが出っ張ってる
ボタン連打をするガラケーでは重要な部分だと思います。
Wi-Fi/赤外線/Bluetooth対応
Wi-Fiも使えます。

さらに赤外線・Bluetoothの無線通信にも対応しています。
赤外線が使えるので、ガラケーからの電話帳移行もバッチリです。

赤外線が使える

Bluetoothも使える
卓上ホルダで充電できる

付属品に卓上ホルダが付いていて、充電をしやすいです。
ちなみに、前機種のAQUOSケータイ2 602SHも充電可能できます。

ボイスレコーダーで録音もできる
ボイスレコーダーが付いているので、会話を録音することもできます。

ボイスレコーダーで会話を録音できる
何かの打ち合わせなどをした時などには、とても便利な機能です。
通話の際の録音も、通話メモという機能を使用すると録音できます。

通話中に「通話メモ」を選ぶ

会話内容を録音できる
電話での打ち合わせなどを録音することもできます。
ボイスレコーダー、通話メモの2つを使い分ければ、打ち合わせや会議の記録もバッチリです。
ワンセグでテレビも見れる
ワンセグも付いています。

画質もそれなりに良いので、横向きで見ればストレス無く見れます。
暇つぶしにはちょうど良いです。
AQUOSケータイ2 602SHと使い心地を比較

前機種「AQUOSケータイ2 602SH」と比べると、機能が増えた部分、減った部分があります。
使い心地を比較してみましたが、前よりも使いやすくなった点と使いづらくなった点の両方があります。
総合評価としては、普段使いのガラケーとしては、少し使いやすくなったと思います。
ではどのような点が良かったか、そして悪かったかを両方紹介していきたいと思います。
AQUOSケータイ2 602SHより良くなった点4つ
前機種と比べて良くなったと思った点は4つです。
- キーがさらに押しやすくなった
- 声がさらに聞きとりやすくなった
- 端末が開閉しやすくなった
- 卓上ホルダが付いてくる
キーがさらに押しやすくなった
前機種「AQUOSケータイ2 602SH」と比べると、キーがだいぶ押しやすくなっています。
よりキーが出っ張っているので、少ない力で押しても「カチッ」と押した感触があります。
806SHのキー

806SHの方が出っ張っている
602SHのキー

602SHの方が平ら
キーの操作性はアップしていて、快適です。
声がさらに聞きとりやすくなった
レシーバー部分が前機種より大きくなっています。
実際にレシーバー部分を比べてみると、確かに806SHの方が大きいです。

でかレシーバーを搭載しているだけあって、声は聞き取りやすくなった感じがします。
「はっきりと相手の声を聞きたい」という方には向いている機種だと思います。
端末が開閉しやすくなった
前機種「AQUOSケータイ2 602SH」までは端末を開閉するためのプッシュボタンがありました。

左が602SH、右が806SH
プッシュボタンを押すと折り畳んだケータイが「パカッ」と開くので、片手で操作しやすいです。
その分、ガラケーの開き具合は少し固めになっているので、扱いにくいというデメリットもありました。
AQUOSケータイ3 806SHはプッシュボタンが無いため、折り畳んだケータイは自分の手で開かないといけません。
しかし端末の開き具合は柔らかいので、開閉は楽にできます。
この辺りは好みが分かれるところだと思いますが、より開けやすくなったので使いやすくなったと思います。
AQUOSケータイ2 602SHより悪くなった点2つ
前機種と比べて悪くなったと思った点は2つです。
- LINEが使えなくなった
- 音声発信機能が無くなった
LINEが使えなくなった
なんとLINEが使えなくなりました。
メニュー画面からLINEアプリが消えており、使えなくなっています。
602SHのメニュー

LINEが使える
806SHのメニュー

LINEが・・・消えた
ワイモバイルのガラケーでLINEを使いたい場合は、「AQUOSケータイ2 602SH」、「DIGNOケータイ2 705KC」のどちらかを購入しないといけません。
残念ですがLINEを使いたい方は、AQUOSケータイ3 806SH以外の機種を購入してください。
音声発信機能が無くなった

602SHは音声発信機能があった
前機種「AQUOSケータイ2 602SH」で地味に便利な機能だと思っていたのが、音声発信機能です。
電話をかけたい相手の名前を端末に話しかけると、呼び出しをしてくれます。
残念ながらこの機能は無くなってしまいました。
ただ無くても困らない機能なので、あまり気にしなくてもいいと思います。
AQUOSケータイ3 806SHの機種代金
AQUOSケータイ3 806SHの機種代金は、定価28,800円(税込)です。
ただしワイモバイルオンラインストアから申し込むことで、さらに機種代の割引を受けることができます。

割引額は契約種別ごとに異なります。
契約種別ごとの割引額および割引後の機種代金は以下の通りとなります。
※2021年10月20日時点での金額となります
| 契約種別 | 割引額(税込) | 割引後の機種代金(税込) |
|---|---|---|
| 新規契約 | 10,800円 | 18,000円 |
| 他社から乗り換え | ||
| ソフトバンクからの乗り換え(番号移行) | 0円 | 28,800円 |
| ソフトバンク回線MVNOから乗り換え | ||
| 機種変更 |
機種代金の支払いは、一括払いと分割払いを選べます。
分割払いは24回、36回のどちらかを選べます。
AQUOSケータイ3 806SHの月額料金
オンラインストアから申し込む場合、先ほど紹介した機種代金にプランの基本料金を加えた金額が、実際に支払う月額料金となります。
プランは「ケータイベーシックプランSS」と「スマホベーシックプランS/M/R」のどちらかを選ぶことができます。
2つのプランの詳しい違いについて知りたい方は「2つのガラケー料金プランの内容」をご覧ください。
AQUOSケータイ3を契約する場合、ほとんどの方はより安くなる「ケータイベーシックプランSS」を契約すると思います。
そのため、ここでは「ケータイベーシックプランSS」で36回払いをした場合の月額料金を紹介します。
※2021年10月20日時点での金額となります
| 契約種別 | 1ヶ月目 | 2~37ヶ月目 | 38ヶ月目~ |
|---|---|---|---|
| 新規契約 | 1,027円(※1) | 1,527円 | 1,027円 |
| 他社から乗り換え | |||
| ソフトバンクから乗り換え | 1,027円(※1) | 1,827円 | 1,027円 |
| ソフトバンク回線MVNOから乗り換え |
(※1)記載した金額の日割り料金になります
上記の金額が基本の月額料金となり、後は追加したオプションによって月額料金が高くなります。
| オプション名 | 月額料金(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| ベーシックパック/パケット定額 | 330円 | 3G/4Gによるデータ通信ができる。
データ通信料は上限4,950円(税込)を上限とし、使った分だけ請求される。 |
| スーパーだれとでも定額 | 1,100円 | 国内通話が24時間かけ放題となる。 |
| 故障安心パック-S | 550円 | 水濡れや破損などが起きた際の端末補償サービス。 |
メールアドレスを使いたい場合は「ベーシックパック/パケット定額」に加入しておくのを忘れないようにしましょう。
まとめ
ワイモバイルのAQUOSケータイ3 806SHは、主に次のような特徴を持っているガラケー(ガラホ)です。
7つの主な特徴
- 防水・防塵・耐衝撃対応で安心
- 電池持ちも良い
- 通話音声がさらに聞き取りやすくなった
- キーがさらに押しやすくなった
- Wi-Fi/赤外線/Bluetooth対応
- 卓上ホルダ付き
- ボイスレコーダーで録音もできる
- ワンセグでテレビも見れる
前機種のAQUOSケータイ2よりも機能がアップしている上に、普段使いしやすくなっています。
LINEは使えませんが、それ以外は満足な機種です。
ワイモバイルでこれからガラケーを契約しようと考えている方は、最新ガラケー「AQUOSケータイ3 806SH」をぜひ検討してみてください。