Android One S6レビュー|タフネス&フル装備のハイスペックスマホ

 

ワイモバイル(Y!mobile)のAndroid Oneシリーズの中でも、安い価格で必要な機能をバランス良く備えているスマホです。

 

  • 高画質のデュアルカメラ
  • 防水・防塵・耐衝撃対応
  • 指紋認証
  • おサイフケータイ
  • 赤外線

 

上記の機能を備えており、タフな上にハイスペックスマホとなっています。
ワイモバイルで販売されている機種の中でも、かなりオススメしたい機種の1つです。

 

今回は、そのAndroid One S6の実機レビューを行っていきます。

 

Android One S6のスペック

まずはAndroid One S6のスペックを紹介します。

 

Android One S6のスペック
ディスプレイ 5.8インチ TFTディスプレイ
ディスプレイ解像度 2,280×1,080(FHD+)
CPU P35/MT6765(オクタコア)2.3GHz + 1.8GHz
ROM / RAM容量 32GB / 3GB
対応外部メモリ microSDXC / 最大512GB
縦幅 153mm
横幅 73mm
厚さ 8.9mm
重さ 約151g
アウトカメラ画素数 約1,600万画素 + 800万画素(デュアルカメラ)
インカメラ画素数 約800万画素
バッテリ 3,050mAh
データ通信方式 下り最大112.5Mbps / 上り最大37.5Mbps
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth Ver 5.0
おサイフケータイ
NFC
赤外線
防水/防塵 IPX5, IPX8 / IP6X 対応
ワンセグ ×
VoLTE(HD+)/

VoLTE/
HD Voice(3G)

- / ● / ●
認証機能 指紋
カラー ラベンダーブルー/ホワイト/ブラック

 

Android One S6は、ワンセグ以外ほぼフル装備のスマホとなっています。

 

カメラは1,600万画素+800万画素のデュアルカメラとなっており、Android One S5までのスマホと比べるとキレイさが数段以上アップしています。

 

また低価格帯のAndroid One Sシリーズでは始めておサイフケータイ・NFCに対応しています。
指紋認証も背面についているので、ロック解除も簡単です。

 

防水・防塵も対応しており、さらに耐衝撃まで対応しています。

 

撮ってよし、使ってよし、落としてもよし(!?)のスマホです。

 

付属品

付属品は特になし

付属品は特になし

 

付属品は特にありません。冊子だけ付いてます。
Type-Cのケーブルは付いていないので、充電ケーブルを持っていない方は購入しておきましょう。

 

Android One S6の外観

ワイモバイルのAndroid One S6はラベンダーブルー/ホワイト/ブラックの3色展開です。

 

今回紹介するのは、ラベンダーブルーです。
ラベンダーブルーは淡い紫色が上品な色合いとなっています。

 

淡い紫色のラベンダーブルー

 

ディスプレイは5.8インチのFHD+となっており、使いやすい大型ディスプレイです。
解像度も高く、画面はとてもキレイです。

 

Android One S6の正面

FHD+のディスプレイにキレイに写る

 

電源、ボリュームボタンは右側面にあります。
片手で持った時に操作がしやすいです。

 

Android One S6の右側面

電源、ボリュームボタンは右側面

 

左側面にはSDカードとSIMカードのスロットがあります。
SIMカードを挿す際には、下記の画像のような感じになります。

 

Android One S6の左側面

カードのスロットは右側面

 

端末の上部にはイヤホンジャックと赤外線ポートがあります。
赤外線はインカメラの近くにある場合が多いのですが、Android One S6の場合は端末上部に配置されています。

 

Android One S6の上部

上部にイヤホンジャックと赤外線ポート

 

USBの充電差し込み口、スピーカーは端末の底面にあります。
最近のスマホには珍しいストラップをつける穴もあります。

 

Android One S6の底面

底面にUSB、スピーカー、ストラップ穴

 

背面にはデュアルカメラと指紋認証センサー、おサイフケータイが付いています。

 

Android One S6の背面

背面にはカメラと指紋認証センサー、おサイフケータイ

 

カメラはデュアルカメラとなっており、2つの大小カメラが横並びになっています。
ライトと一緒に3つ並んでおり、カッコいいです。

 

指紋認証は、いま多くなってきている背面での認証です。
スマホを片手で持った時に、ちょうど人差し指がくる位置なので使いやすく、片手起動も簡単です。

 

おサイフケータイも付いているので、キャッシュレス払いもできます。

 

デュアルカメラでカメラ性能は大幅向上

デュアルカメラ

2つのカメラで撮影できる

 

カメラは1600万画素+800万画素のデュアルカメラです。
Sシリーズのカメラとは思えないレベルアップをしています。

 

実力を見るため、写真を撮影してみました。

 

公園の遊具

全体の色彩が鮮やかに写る

 

公園の風景

自然がキレイ

 

花

花の色彩もキレイ

 

少し暗い場所もキレイに写り、神秘的

 

ギョーザ

ギョーザもおいしそう

 

クリスマスケーキ

メリークリスマス!

 

写真を何枚か撮影してみましたが、デュアルカメラのおかげか色味もよく出ています。
風景写真や食べ物など、キレイに撮れました。

 

日常的に使うカメラとしても、オススメできるレベルです。

 

防水・防塵・耐衝撃で頑丈さもすごい

防水・防塵、そして耐衝撃、それぞれが高いレベルの性能を持っています。
これぞタフネススマホという感じです。

 

どのくらいの頑丈さを持っているかは、もうちょっと詳しく紹介します。

 

防水は最高クラスの性能

防水はIPX5, IPX8対応です。
どれくらいの性能かというと、京セラのホームページでは以下のように紹介されています。

 

IPX5:内径6.3mmのノズルを用いて、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を3分以上注水する条件で、あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても、電話機としての性能を保つことです。

京セラHPより

 

IPX8:常温で水道水、かつ静水の水深約1.5mの水槽に電話機本体を静かに沈め、約30分間水底に放置しても、本体内部に浸水せず、電話機としての性能を保ちます。石けん、洗剤、調味料、ジュース、海水など水道水以外のものを、かけたり浸けたりしないでください。また、高温のお湯や冷水に浸けたり、かけたりしないでください。

京セラHPより

 

現状の防水規格ではIPX8が一番高い等級の防水性能となっており、厳しい水没試験に耐える高い防水性能であることを示します。

 

高温のお湯はダメなようなのでお風呂はあぶないかもしれないですが、トイレに落とすくらいなら問題なさそうです。

 

防塵も最高クラスの性能

防塵はIP6X対応となっており、性能は以下のように紹介されています。

 

IP6X:防塵試験用粉塵(直径75μm以下)が内部に入らないように保護されていることを意味します。

京セラHPより

 

直径75μm以下というと1mm以下なので、かなり小さい粒まで侵入を防ぎます。
現状の防塵規格ではIP6Xが最高性能となっています。

 

防塵性能も問題ないので、畑仕事などにも向いています。

 

耐衝撃もすごい

そして耐衝撃はMIL-STD-810G準拠の性能となっています。
どのくらいの性能かというと、以下のように紹介されています。

 

米国国防総省が制定したMIL-STD-810G Method 516.7:Shock-ProcedureⅣに準拠した規格において、高さ1.22mから合板(ラワン材)に製品を26方向で落下させる試験を実施しています。全ての衝撃に対して保証するものではございません。

京セラHPより

 

米軍が実際に使用するための基準に対するテストに耐えていることを示しており、かなりタフなスマホです。
多少落としたくらいであれば大丈夫です。

 

ただし落とせば傷は付くので、できるだけ落とさないようにしましょう。

 

その他機能も充実

Android One S6は色々な機能を備えています。
今までに紹介した以外の主な機能を紹介します。

 

指紋認証でサッと起動

Android One S6には生体認証機能として、指紋認証が付いています。
背面のセンサーに指をあてると、ロックを簡単に解除できます。

 

Android One S6の指紋認証

指紋認証でサッと起動する

 

いちいちPINコードをキーボードで入力しなくていいので、すごく便利です。

 

バッテリーは大容量の3,050mAh

バッテリーは3,050mAhとなっており、けっこう大きい容量です。

 

普通に使えば1日くらいは保つと思います。
少し充電し忘れたくらいなら大丈夫なので、安心です。

 

処理性能もかなり高い

処理性能は前モデルのAndroid One S4よりもかなり高くなっています。
Antutuという処理性能をテストするアプリがあるので、テストをしてみました。

 

スコアは10万点超え

 

Android One S6のスコアは107,782点となっており、ミドルレンジ(中級)らいでも下位くらいの性能となります。

 

低価格帯のSシリーズですが、それなりの性能を持っています。
普段使いのスマホであれば、十分すぎるスペックです。

 

おサイフケータイ対応

おサイフケータイにも対応しています。
Suicaや楽天Edyなどをメインで使っている方も問題なく使えます。

 

赤外線対応

Android One S6は赤外線に対応しています。
現在ワイモバイルで販売されている機種で赤外線対応しているのは、かんたんスマホとAndroid One S6ぐらいです。

 

PHSやガラケーから乗り換えを検討している方は、赤外線があると電話帳移行が簡単です。

 

OSアップデートで長く使える

Android Oneシリーズは、毎月のセキュリティアップデートに加え、発売から2年の間に一回以上Android OSのバージョンアップが保証されています。

 

現時点でも最新のAndroid 10を使えますが、将来的にも新しいバージョンのOSにアップデートして利用できます。

 

Android One S6の機種代金

Android One S6の機種代金は、定価23,760円(税込)です。

 

しかしワイモバイルオンラインストアから申し込むと機種代が割引され、さらに機種代金を安くすることができます。


なお、ワイモバイルオンラインストアは2つあります。


ワイモバイルオンラインストアは2つある

ワイモバイルオンラインストアは2つある

  • ソフトバンクが運営している「ワイモバイルオンラインストア」
  • Yahoo!JAPANが運営している「ワイモバイルオンラインストア(ヤフー店)」

Yahoo!JAPANはソフトバンク系列の会社なので、どちらも公式のワイモバイルオンラインストアとなります。


しかし2つのオンラインストアの名前は似ているので、分かりにくいです。
そのため、当サイトでは下記の名前で区別しています。


  • ワイモバイルオンラインストア⇒「ソフトバンク運営のオンラインストア」
  • ワイモバイルオンラインストア(ヤフー店)⇒「Yahoo!モバイルオンラインストア」

2つのオンラインストアの見分け方は簡単です。
Yahoo!モバイルオンラインストアは、ロゴに「ヤフー店」と記載されています。


Yahoo!モバイルオンラインストアのロゴ

ロゴに「ヤフー店」の記載がある

ロゴに「ヤフー店」と記載されていない方が、ソフトバンク運営のオンラインストアとなります。


2つのオンラインストアは、どちらも機種代割引キャンペーンを実施しているのですが、割引額が異なる場合があります。



それぞれのワイモバイルオンラインストアで申し込んだ場合、割引後の機種代金および割引額は以下の通りとなります。

 

割引後の機種代金および割引額(2021年10月20日時点)
契約方法 プラン 申し込み先のオンラインストア 割引後の機種代金および割引額(税込)
新規契約、他社から乗り換え シンプルS/M/L ソフトバンク運営 5,760円

(18,000円オフ)

Yahoo!モバイル 11,880円

(11,880円オフ)

ソフトバンクからの乗り換え(番号移行)、ソフトバンク回線MVNOから乗り換え シンプルS/M/L ソフトバンク運営/Yahoo!モバイル 23,760円

(0円オフ)

機種変更 シンプルS/M/L ソフトバンク運営 16,560円

(7,200円オフ)

Yahoo!モバイル 20,592円

(3,168円オフ)

 

↑機種代割引+事務手数料3,300円無料+PayPayをオトクにもらえる↑

 

↑機種代割引+事務手数料3,300円無料↑

 

Android One S6の月額料金

月額料金

 

オンラインストアから申し込む場合、先ほど紹介した機種代金にシンプルS/M/Lの基本料金を加えた金額が、実際に支払う月額料金となります。

 

では実際にどれくらいの月額料金になるのか、例としてAndroid One S7を3年間(36回払い)で契約した場合の月額料金(税込)を紹介します。
※2021年10月20日時点での金額となります

 

新規契約、他社から乗り換え
プラン 申し込み先のオンラインストア 1ヶ月目 2~37ヶ月目 38ヶ月目以降
シンプルS ソフトバンク運営 2,178円(※1) 2,338円 2,178円
Yahoo!モバイル 2,178円(※1) 2,508円 2,178円
シンプルM ソフトバンク運営 3,278円(※1) 3,438円 3,278円
Yahoo!モバイル 3,278円(※1) 3,608円 3,278円
シンプルL ソフトバンク運営 4,158円(※1) 4,318円 4,158円
Yahoo!モバイル 4,158円(※1) 4,488円 4,158円

(※1)記載した金額の日割り料金になります

 

ソフトバンク、ソフトバンク回線MVNOから乗り換え
プラン 申し込み先のオンラインストア 1ヶ月目 2~37ヶ月目 38ヶ月目以降
シンプルS ソフトバンク運営/

Yahoo!モバイル

2,178円(※1) 2,838円 2,178円
シンプルM ソフトバンク運営/

Yahoo!モバイル

3,278円(※1) 3,938円 3,278円
シンプルL ソフトバンク運営/

Yahoo!モバイル

4,158円(※1) 4,818円 4,158円

(※1)記載した金額の日割り料金になります

 

月額料金を計算する際のポイントは2つです。

 

料金計算のポイント2つ

  1. 初月のシンプルS/M/Lの料金は日割り計算
  2. 端末代金の支払いは2~37ヶ月目まで(36回払いの場合)

 

2つのオンラインストアは実施キャンペーンも違う

2つのワイモバイルオンライストアは実施しているキャンペーンも違います。


正直ややこしいのですが、申し込みをする時にどちらを選ぶかは重要です。
それぞれのオンラインストアで申し込むときに適用されるキャンペーンは、以下のような違いがあります。


オンラインストアで適用されるキャンペーン

キャンペーン 特典内容 オンラインストア適用の可否
ソフトバンク運営 Yahoo!モバイル
機種代割引 オンラインストア限定の機種代割引がされる。一括1円で購入できる機種などもあるが、割引金額は機種や時期、プランによって増減あり。

※ソフトバンク、LINEMO、ソフトバンクMVNOから乗り換えは対象外

事務手数料 無料キャンペーン オンラインストアからの申し込みで、契約時に必要な事務手数料3,300円(税込)が無料になる。

ワイモバイル 新どこでももらえる特典 前月までに作成したYahoo! JAPAN IDで特典エントリー(※1)をした上で、エントリーの翌月末までに契約すると適用される。

申込日から4ケ月後の1ケ月間に、PayPay加盟店でPayPay決済をすると、最大3,000ポイント または 6,000ポイント(※2)を上限とし、支払額の20%のPayPayボーナスを還元してもらえる


【上限額】

  • シンプルS:最大500ポイント
  • シンプルM/L:最大3,000ポイント または 6,000ポイント

(※1)Yahoo!モバイルオンラインストアの専用ページでエントリーが必要
(※2)増額対象のIDに選ばれれば、最大6,000ポイント。増額対象に選ばれる条件は不明


上記のようにキャンペーン内容が異なり、契約種別ごとに適用できるキャンペーンも異なります。


どちらのオンラインストアで、どのキャンペーンを適用して申し込むかはとても重要です。

 

まとめ

Android One S6はAndroid Oneでも低価格帯のSシリーズですが、かなり高い性能を持っています。
主なおすすめポイントをまとめると、下記の8つになります。

 

おすすめポイント8つ

  1. デュアルカメラで画質も良い
  2. 指紋認証が速い
  3. 防水・防塵・耐衝撃対応で頑丈
  4. おサイフケータイ対応
  5. 3,050mAhの大容量バッテリー
  6. 中級クラスの性能
  7. OSアップデートで長く使える
  8. 赤外線にも対応

 

性能が高く、タフな上にOSアップデートもあるので長く使っていけるスマホです。
ワンセグ以外は必要な機能が全て揃っているので、誰にでもオススメできます。

 

お手頃価格で高性能の国産スマホが欲しい方は、ぜひAndroid One S6を検討してみてください。

 

↑機種代割引+事務手数料3,300円無料+PayPayをオトクにもらえる↑

 

↑機種代割引+事務手数料3,300円無料↑


]