Android One S8 実機レビュー|文句なしに使える大型画面のスマホ

Android One S8実機レビュー

 

Android One S8はワイモバイルで発売されているAndroid Oneシリーズの2020年冬モデルとなります。

 

防水・防塵・耐衝撃やおサイフケータイなどの基本機能を備えた大型ディスプレイのスマホです。

 

本体価格も安く、コスパから考えてもオススメです。
性能に関してはいわゆるミドルレンジスマホというところで、十分な性能も持っています。

 

今回は、Android One S8の実機レビューを行っていきます。
詳細なスペック、外観、実際にスマホを使った感想などを紹介していきますので、興味がある方はぜひご覧ください。

 

Android One S8のスペック


まずはAndroid One S8のスペックを紹介します。

 

Android One S8のスペック
ディスプレイ 約6.26インチ TFTディスプレイ
ディスプレイ解像度 2,280×1,080(フルHD+)
CPU MT6768(オクタコア)2.0GHz / 1.7GHz
ROM / RAM容量 64GB / 4GB
縦幅 約162mm
横幅 約76mm
厚さ 約8.7mm
重さ 約169g
アウトカメラ画素数 約1,600万画素 + 約800万画素
インカメラ画素数 約800万画素
バッテリ 4,100mAh
データ通信方式 LTE / AXGP / 3G
最大通信速度 下り最大112.5Mbps / 上り最大46Mbps
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.1
おサイフケータイ
NFC
赤外線 ×
防水/防塵 IPX5,IPX8 / IP6X
耐衝撃 MIL-STD-810H準拠
VoLTE(HD+) / VoLTE / HD Voice(3G) - / ● / ●
認証機能
ワンセグ ×
カラー ホワイト/ページブルー/ブラック

 

特徴的なのはワイドな画面です。
6.26インチの大きさのディスプレイを持っていて、Android Oneシリーズでも最大の大きさとなっています。

 

しかし重量は169gと軽いので、思っているよりも全然扱いやすいです。
さらに4,100mAhのロングバッテリーとなっているので、電池持ちも良いです。

 

1,600万×800万画素のデュアルカメラを搭載しており、カメラ性能もけっこう高いです。
唯一気になるのは生体認証が顔認証のみとなっている点くらいです。

 

おサイフケータイ、防水・防塵・耐衝撃にも対応しており、指紋認証に対応していない以外は特に文句のない性能です。

 

付属品

Android One S8はワイモバイルオンラインストアで購入したので、段ボールから開封するところから紹介します。

 

オンラインストアから届いた段ボール

オンラインストアから届いた段ボール

 

ワイモバイルオンラインストアで注文をすると、佐川急便で段ボールが届きます。

 

段ボールの中身

段ボールの中身

 

段ボールを開けると、こんな感じで梱包されています。

 

梱包物の中身

梱包物の中身

 

梱包物の中には、Android One S8の箱、初期設定の説明書と納品書 兼 返品連絡票が入っています。

 

Android One S8の付属品は冊子とSIM取り出しピンだけ

付属品は冊子とSIM取り出しピン

 

Android One S8の箱の中には、スマホ本体と冊子、SIM取り出し用のピンが入っています。
USBケーブルなどの付属品は特にありません。

 

Android One S8の外観

今回紹介するAndroid One S8のカラーは、ページブルーです。
ページブルーは、少し暗めの水色に薄い白いのドットが混ざっていて、冬モデルらしい色合いになっています。

 

ペールブルーは冬モデルっぽい色

ペールブルーは冬モデルっぽい色

 

液晶ディスプレイのサイズは約6.26インチと大きいです。
大型ディスプレイではありますが、ちょうど片手で扱えるサイズ感ですし、重量も169gと軽いので、取り回しも良いです。

 

ちょうど良いサイズ感

ちょうど良いサイズ感

 

左側面にはSIMカードを入れるためのSIMスロットがあります。

 

左側面にSIMスロット

左側面にSIMスロット

 

右側面には音量ボタン、Googleアシスタントキー、電源ボタンがあります。

 

右側面には音量ボタン、Googleアシスタントキー、電源ボタン

右側面には音量ボタン、Googleアシスタントキー、電源ボタン

 

上部にはイヤホンジャックがあります。

 

上部にはイヤホンジャック

 

底面にはUSB Type-Cケーブルを挿すための充電コネクタと、スピーカーが付いています。

 

底面には充電コネクタとスピーカー

底面には充電コネクタとスピーカー

 

カメラ性能は標準レベル

Android One S8はデュアルカメラを搭載しているだけあり、カメラ性能は悪くないです。
試しに写真を撮ってみましたが、満足のいくレベルの画質になっています。

 

おいしそうなランチ

おいしそうなランチ

 

猫かわいい

猫かわいい

 

すごく良い性能というわけではないですが、普段使いのカメラとしては十分な性能を持っていると思います。

 

大型ディスプレイは動画視聴も快適

約6.26インチの大型ディスプレイは、スマホとして扱いやすいサイズを考えると「これくらいが限界かな」と思うくらいに大きいサイズです。
これくらいディスプレイが大きいと、YouTubeなどの動画視聴も快適です。

 

 

実際に視聴してみましたが、大きい画面で動画を見れるので満足感も大きいです。
スマホでYouTubeなどの動画を見ることが多い場合などには、これくらい大きいサイズであれば満足できると思います。

 

基本機能は充実している

Android One S8の基本機能は充実しています。
普段使いのスマホとしては必須の機能や、便利で使い勝手の良い機能も備えています。

 

防水・防塵・耐衝撃対応

防水・防塵、さらに耐衝撃対応

防水・防塵に加え、耐衝撃にも対応

 

防水・防塵はIPX5,IPX8 / IP6Xに対応しています。
また耐衝撃性能はは、アメリカ国防総省が制定した「MIL-STD-810H」に準拠した試験もクリアしています。

 

多少のトラブルは気にせず使用することができます。

 

バッテリは大容量の4,100mAh

Android One S8のバッテリは大容量の4,100mAhです。
京セラによると、通話やメールの送受信くらいの使用であれば、一週間以上の電池持ちとなります。

 

かなりの大容量バッテリなので、ネットサーフィンやSNS、ゲームをたくさん使って電池持ちに悩んでいる人でも、十分満足できるだけの容量があります。

 

おサイフケータイ対応

Felicaマークは背面のカメラ横

Felicaマークは背面のカメラ横

 

Android One S8はFelicaに対応しており、おサイフケータイを使うことができます。
Felicaマークは背面のカメラ横にあります。

 

Googleアシスタントでアプリも簡単起動

Android One S8にはGoogleアシスタントキーが側面についています。

 

Googleアシスタントが簡単起動

Googleアシスタントが簡単起動

 

このキーを押せば、Googleアシスタントで検索やアプリの起動を簡単に行うことができます。
私もキーボードを打つのが面倒くさいときなどに、Googleアシスタントのお世話になっています。

 

生体認証は顔認証

Android One S8は顔認証に対応しています。
顔を登録しておけば、すぐにスマホを起動させることができます。

 

顔認証でロック解除

顔認証でロック解除

 

顔認識してロック解除されるまで、コンマ数秒くらいタイムラグがある時がありますが、気になるレベルではありません。「まあこんなもんかな」くらいの感じです。

 

ただ残念なところは、指紋認証に対応していないところです。
今はコロナ禍でマスクをしている方も多いので、できれば指紋認証も対応をしてほしかったとは思います。

 

OSアップデートで長く使える

OSアップデートもできる

OSアップデートもできる

 

Android Oneシリーズは、毎月のセキュリティアップデートに加え、発売から2年の間に一回以上Android OSのバージョンアップが保証されています。

 

現時点でも最新のAndroid 11を使えますが、将来的にも新しいバージョンのOSにアップデートして利用できます。

 

CPU性能はワイモバイルでも上位

Android One S8は2020年の冬モデルだけあり、お手頃価格のスマホながらCPU性能もかなり高いです。試しにスマホベンチマークを計測するアプリ「Antutu」を試してみました。

 

Android One S8のベンチマークテスト結果

Android One S8のベンチマークテスト結果

 

テスト結果は167,410点となり、Xperia 10 IIに迫るほどの性能でした。
(Xperia 10 IIのスコアは172,870点)

 

十分な性能を持っているので、動画閲覧やネットサーフィン、SNSなどの普段使いはもちろん、ライトなゲームであればサクサク動きます。

 

旧モデルよりパワーアップ

左からS8,S7,S6

左からS8,S7,S6

 

現在販売されているAndroid OneシリーズはX5/S8/S7/S6の4機種です。
そのうち、廉価版となるSシリーズはS8/S7/S6の3機種となります。

 

3機種の中でも一番新しいのはAndroid One S8となりますが、最新だけあり性能はかなりパワーアップしています。

 

■性能比較表

S8

S7

S6

処理性能

良い

普通

普通

ディスプレイ

6.26インチ TFT

×

5.5インチ TFT

5.8インチ TFT

カメラ

デュアルカメラ(約1,600万画素 + 約800万画素)

シングルカメラ(約1,200万画素)

デュアルカメラ(約1,600万画素 + 約800万画素)

バッテリー容量

4,100mAh

4,000mAh

3,050mAh

防水・防塵・耐衝撃

IPX5,IPX8 / IP6X

IPX5, IPX8 / IP6X

IPX5, IPX8 / IP6X

生体認証機能

顔認証

×

なし

指紋認証

おサイフケータイ

対応

対応

対応

 

S7/S6よりも処理性能アップし、さらにディスプレイも大型して使いやすくなっています。
バッテリーも4,100mAhとなり、電池持ちもアップしました。

 

生体認証は顔認証になってしまったので、その点はデメリットかなと感じます。
あと個人的には、デザインはS7やS6の方が好きです。

 

総合的に見ると、旧モデルより性能アップして使いやすくなったと思います。

 

Android One S8の機種代金

Android One S8の機種代金(税込)は、25,920円です。

 

しかしワイモバイルオンラインストアから申し込むと機種代が割引され、さらに機種代金を安くすることができます。


なお、ワイモバイルオンラインストアは2つあります。


ワイモバイルオンラインストアは2つある

ワイモバイルオンラインストアは2つある

  • ソフトバンクが運営している「ワイモバイルオンラインストア」
  • Yahoo!JAPANが運営している「ワイモバイルオンラインストア(ヤフー店)」

Yahoo!JAPANはソフトバンク系列の会社なので、どちらも公式のワイモバイルオンラインストアとなります。


しかし2つのオンラインストアの名前は似ているので、分かりにくいです。
そのため、当サイトでは下記の名前で区別しています。


  • ワイモバイルオンラインストア⇒「ソフトバンク運営のオンラインストア」
  • ワイモバイルオンラインストア(ヤフー店)⇒「Yahoo!モバイルオンラインストア」

2つのオンラインストアの見分け方は簡単です。
Yahoo!モバイルオンラインストアは、ロゴに「ヤフー店」と記載されています。


Yahoo!モバイルオンラインストアのロゴ

ロゴに「ヤフー店」の記載がある

ロゴに「ヤフー店」と記載されていない方が、ソフトバンク運営のオンラインストアとなります。


2つのオンラインストアは、どちらも機種代割引キャンペーンを実施しているのですが、割引額が異なる場合があります。



それぞれのワイモバイルオンラインストアで申し込んだ場合、割引後の機種代金および割引額は以下の通りとなります。

 

割引後の機種代金および割引額(2021年10月20日時点)
契約方法 プラン 申し込み先のオンラインストア 割引後の機種代金および割引額(税込)
新規契約、

他社から乗り換え

シンプルS/M/L ソフトバンク運営 7,920円

(18,000円オフ)

Yahoo!モバイル 14,040円

(11,880円オフ)

ソフトバンクからの乗り換え(番号移行)、

ソフトバンク回線MVNOからのりかえ

シンプルS/M/L ソフトバンク運営/

Yahoo!モバイル

25,920円

(0円オフ)

機種変更 シンプルS/M/L ソフトバンク運営 18,720円

(7,200円オフ)

Yahoo!モバイル 22,752円

(7,200円オフ)

 

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Android One S8の月額料金

月額料金

 

オンラインストアから申し込む場合、先ほど紹介した機種代金にシンプルS/M/Lの基本料金を加えた金額が、実際に支払う月額料金となります。

 

では実際にどれくらいの月額料金になるのか、例としてAndroid One S8を3年間(36回払い)で申し込んだ場合の月額料金(税込)を紹介します。
※2021年10月20日時点での金額となります

 

新規契約、他社から乗り換え
プラン 申し込み先のオンラインストア 1ヶ月目 2~37ヶ月目 38ヶ月目以降
シンプルS ソフトバンク運営 2,178円(※1) 2,398円 2,178円
Yahoo!モバイル 2,178円(※1) 2,568円 2,178円
シンプルM ソフトバンク運営 3,278円(※1) 3,498円 3,278円
Yahoo!モバイル 3,278円(※1) 3,668円 3,278円
シンプルL ソフトバンク運営 4,158円(※1) 4,378円 4,158円
Yahoo!モバイル 4,158円(※1) 4,548円 4,158円

(※1)記載した金額の日割り料金になります

 

ソフトバンク、ソフトバンク回線MVNOから乗り換え
プラン 申し込み先のオンラインストア 1ヶ月目 2~37ヶ月目 38ヶ月目以降
シンプルS ソフトバンク運営/

Yahoo!モバイル

2,178円(※1) 2,898円 2,178円
シンプルM ソフトバンク運営/

Yahoo!モバイル

3,278円(※1) 3,998円 3,278円
シンプルL ソフトバンク運営/

Yahoo!モバイル

4,158円(※1) 4,878円 4,158円

(※1)記載した金額の日割り料金になります

 

月額料金を計算する際のポイントは2つです。

 

料金計算のポイント2つ

  1. 初月のシンプルS/M/Lの料金は日割り計算
  2. 端末代金の支払いは2~37ヶ月目まで(36回払いの場合)

 

2つのオンラインストアは実施キャンペーンも違う

2つのワイモバイルオンライストアは実施しているキャンペーンも違います。


正直ややこしいのですが、申し込みをする時にどちらを選ぶかは重要です。
それぞれのオンラインストアで申し込むときに適用されるキャンペーンは、以下のような違いがあります。


オンラインストアで適用されるキャンペーン

キャンペーン 特典内容 オンラインストア適用の可否
ソフトバンク運営 Yahoo!モバイル
機種代割引 オンラインストア限定の機種代割引がされる。一括1円で購入できる機種などもあるが、割引金額は機種や時期、プランによって増減あり。

※ソフトバンク、LINEMO、ソフトバンクMVNOから乗り換えは対象外

事務手数料 無料キャンペーン オンラインストアからの申し込みで、契約時に必要な事務手数料3,300円(税込)が無料になる。

ワイモバイル 新どこでももらえる特典 前月までに作成したYahoo! JAPAN IDで特典エントリー(※1)をした上で、エントリーの翌月末までに契約すると適用される。

申込日から4ケ月後の1ケ月間に、PayPay加盟店でPayPay決済をすると、最大3,000ポイント または 6,000ポイント(※2)を上限とし、支払額の20%のPayPayボーナスを還元してもらえる


【上限額】

  • シンプルS:最大500ポイント
  • シンプルM/L:最大3,000ポイント または 6,000ポイント

(※1)Yahoo!モバイルオンラインストアの専用ページでエントリーが必要
(※2)増額対象のIDに選ばれれば、最大6,000ポイント。増額対象に選ばれる条件は不明


上記のようにキャンペーン内容が異なり、契約種別ごとに適用できるキャンペーンも異なります。


どちらのオンラインストアで、どのキャンペーンを適用して申し込むかはとても重要です。

 

まとめ

Android One S8は基本機能が充実している上に性能もかなり高く、使いやすいスマホです。
防水・防塵・耐衝撃にも対応していますし、OSアップデートも付いていて長く使えるスマホです。

 

6つの特徴

  1. 電池持ちが優れている
  2. 防水・防塵・耐衝撃対応
  3. 顔認証対応
  4. おサイフケータイ対応
  5. 大型ディスプレイで見やすい
  6. 最新OSへのアップグレードもある

 

さらに約6.26インチの大型ディスプレイは動画視聴にも最適です。
スマホで動画視聴をする方、タフで性能が安定しているスマホが欲しい方は、ぜひAndroid One S8を検討してみてください。

 

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