ワイモバイル(Y!mobile)でSIMカードだけ契約するならバンド確認必須

ワイモバイル(Y!mobile)でSIMカードだけ契約するならバンド確認必須

 

ワイモバイル(Y!mobile)ではSIMカードだけ契約する場合、バンド(周波数帯)の確認が事前に必要なのはご存知ですか?

 

よくホームページを見たりすると、「キャリアのスマホをSIMロック解除すれば、ワイモバイルで使える」などと書かれていることがあると思います。

 

しかし、SIMロック解除をしただけでは使えるとは限りません。

 

「携帯会社が使用しているバンド」と「スマホが対応しているバンド」が一致していないと、せっかくSIMカードを契約してもスマホで通話やデータ通信ができません。

 

そうならないためには、事前にバンドを確認しておかなければいけません。

 

このページでは、SIMカードだけ契約するときに確認が必要となる「バンド」とその確認方法について詳しく解説していきます。

 

バンド(周波数帯)って何?

 

スマホが通話・データ通信をするときには、基地局と電波のやり取りをしています。

 

この電波のやり取りをする際には、基地局とスマホの間で同じバンド(周波数帯)を使用しなければいけません。

 

分かりやすい例を挙げると、身近なものでラジオがあります。
ラジオは周波数帯を変えると受信できる番組が変わります。

 

放送局ごとに違う周波数帯を使っているので、ラジオの周波数帯を変えると違う番組が受信できるようになっています。

 

1,000kHzはこの番組、1,500kHzにすると別の番組といった感じで、放送局ごとに周波数帯を分けて使っています。

 

ラジオと同じように、携帯業界でも事業者ごとに違う周波数を使っています。

 

このような仕組みになっているので、スマホが事業者の使っている周波数帯に対応していないと電波のやりとりができません。
※ちなみに周波数帯は、専門用語で「バンド」と呼ばれています。

 

通信規格もセットで確認する

3G、4GとかLTEという言葉を聞いたことはないでしょうか?

 

電波には3G、4Gなどと呼ばれている「通信規格」というものが用意されています。
ラジオで言うと、AM/FMをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。

 

「3Gの800MHz」、「4Gの800MHz」みたいな形で、通信規格とバンド(周波数帯)はセットになっています。

 

例え同じバンドでも、通信規格が違う場合は通話やデータ通信が利用できなくなるので注意が必要です。

 

3Gと4Gの大きな違いは、エリアと通信速度です。
3Gの方は山間部など、より広い範囲で使えることが多いです。

 

通信速度に関しては、4Gの方が圧倒的に速いです。
ソフトバンクの場合、3Gは数Mbps~14Mbpsですが、4Gは37.5Mbps~165Mbpsと最大10倍くらいの速度差があります。
※上記は理論値と呼ばれているもので、実際にはもうちょっと遅いです。

 

キャリア(事業者)ごとに対応している通信規格

それではキャリア(事業者)ごとに対応している通信規格とバンドを実際に見てみましょう。
表で示すと、以下のようになります。

 

キャリア(事業者) 通信規格
3G 4G
NTTドコモ W-CDMA FDD-LTEおよびTD-LTE
KDDI(au) CDMA2000 FDD-LTEおよびTD-LTE
ソフトバンク/ワイモバイル W-CDMA FDD-LTEおよびTD-LTE(*)

(*)ソフトバンク/ワイモバイルではTD-LTEは「AXGP」と呼ばれている

 

3G、4Gという名称は各社の通信規格をまとめた名称で、さらに細かい規格があります。

 

ドコモ、ソフトバンク/ワイモバイルは「W-CDMA」という3Gの通信規格を使っています。
auは「CDMA2000」という3Gの通信規格を使っています。

 

4Gの場合は各社ともに「FDD-LTE」と「TD-LTE」という通信規格を使っています。

 

3Gの通信規格に関してはauだけCDMA2000となっています。
auで購入したスマホは、ワイモバイルの3Gに対応していないケースが多いので注意が必要です。

 

ワイモバイルの対応しているバンド

ワイモバイルの対応しているバンドは、ソフトバンクと全く同じです。
実際にワイモバイルが対応しているバンドは、下記のようになります。

 

バンド 3G 4G
W-CDMA FDD-LTE AXGP(TD-LTE)
バンド1

(2.1GHz)

 
バンド3

(1.7GHz)

   
バンド8

(900MHz)

 
バンド11

(1.5GHz)

   
バンド28

(700MHz)

   
バンド41

(2.5GHz)

   
バンド42

(3.5GHz)

   

 

●が付いている箇所がワイモバイルが使っているバンドです。

 

なお、このバンドが日本全国どこでも使えるわけではありません。
先ほどお話しした通り、基地局とスマホが電波のやり取りをしているので、基地局がその地域で扱っていないバンドは使えません。

 

バンドにも対応している地域がある

 

ワイモバイル(ソフトバンク)も日本全国中で電波をビビビッと出していますが、バンドの対応範囲によって地域によって繋がりやすいとかも出てきます。

 

できるだけ繋がりやすく・速くするためには、日本全国で使われている主要なバンドに対応しておく必要があります。

 

4G(LTE)の対応バンドについて

4G(LTE)について、もう少し詳しく説明していきます。

 

特に重要なのが、バンド1/3/8です。
この3つに対応していれば、ワイモバイルで快適にスマホを使えます。

 

バンド1(2.1GHz)

ワイモバイル(ソフトバンク)だけでなく、各社がメインで使っているバンドです。
日本全国で使われているバンドで、都市部では特に使われてます。

 

このバンドに対応していないスマホは使わない方がいいです。

 

バンド3(1.7GHz)

バンド1と同じく、ワイモバイルの主要なバンドです。
こちらも重要なバンドなので、対応必須です。

 

バンド8(900MHz)

いわゆる「プラチナバンド」と呼ばれているバンドです。
プラチナバンドは、遠くまで電波が届きやすく障害物を回り込んで伝わるという特徴があります。

 

日本全国で使われていて、都市部だけでなく、地方や田舎・山間部などにも対応しています。
建物や地価などの繋がりにくい場所でも、繋がりやすいです。

 

通信速度は速くありませんが、どこに出かけても使うためには必要なバンドです。

 

今ではバンド1やバンド3よりも広範囲をカバーしているので、バンド8は超必須です。

 

バンド11(1.5GHz)

対応エリアは狭く、それほど重要でないバンドです。
対応してなくても、特に気にしなくてよいです。

 

バンド28(700MHz)

こちらもバンド8と同じようにプラチナバンドです。
ただし対応エリアは狭いため、対応していればなお良い程度です。
対応してなくても、特に気にしなくてよいです。

 

バンド41(2.5GHz)

TD-LTE(AXGP)と呼ばれる規格で通信しているバンドです。
対応していれば、さらに高速で通信をすることが可能です。
対応してなくても、特に気にしなくてよいです。

 

バンド42(3.5GHz)

「キャリアアグリゲーション」と呼ばれる通信速度のさらなる向上のために使われるバンドです。
まだまだエリアが狭いので、対応してなくても大丈夫です。

 

 

3Gの対応バンドについて

LTEが主流になってきてはいますが、3Gもまだまだ使われています。

 

3Gで使用できるバンドは、バンド1とバンド8です。
どちらも主要なバンドで、この2つに対応していれば問題なく利用できます。

 

 

3Gはいずれ終了する

長く使われてきた3Gサービスですが、将来的には終了することが予定されています。
ドコモ、au、ソフトバンクの3社は下記の時期に3Gサービスを終了する予定です。

 

  • ドコモ:2026年3月末
  • au:2022年03月末
  • ソフトバンク:2022年03月末

 

ワイモバイルはソフトバンクと同じ回線を使用しているため、ソフトバンクと同じ2022年3月末に終了する予定となります。

 

スマホがワイモバイルのバンドに対応しているか要チェック

ワイモバイルのバンドにスマホが対応しているかチェックが必要です。
キャリアで購入したスマホであれば、キャリアで公開されている下記の情報から確認をしましょう。

 

  • ドコモスマホの対応バンドはこちら
  • auスマホの対応バンドはこちら
  • ソフトバンクスマホの対応バンドはこちら

※「SIMロック解除のお手続きに関するご注意事項」を参照

 

 

SIMフリースマホの場合については、メーカーなどが公開している情報から確認しましょう。

 

Android One X5のバンドを試しに確認してみる

Android One X5

Android One X5

 

ワイモバイルで取り扱っているスマホ「Android One X5」で、受信できるバンドを試しに見てみます。

 

Android One X5の対応周波数は、ワイモバイル公式HPにてPDFでダウンロードできます。
Android One X5の対応周波数(PDF)

 

Android One X5の通信仕様と、ワイモバイルの対応バンドと比較してみると、Android One X5が受信できるバンドは下記のようになります。

 

バンド 3G 4G
W-CDMA FDD-LTE AXGP(TD-LTE)
バンド1

(2.1GHz)

 
バンド3

(1.7GHz)

   
バンド8

(900MHz)

 
バンド11

(1.5GHz)

  ×  
バンド28

(700MHz)

   
バンド41

(2.5GHz)

   
バンド42

(3.5GHz)

    ×

●:Android One X5が受信できるワイモバイルのバンド
×:Android One X5が受信できないワイモバイルのバンド

 

 

4Gではバンド11/42が受信できないということが分かりました。

 

しかし主要バンドではないため、特に問題なく使うことができます。

 

ワイモバイルのホームページで、ワイモバイルが販売しているスマホの受信エリアを確認できるのですが、Andrdoi One X5の受信エリアはとても広いです。

 

Android One X5の受信エリア

東京を中心として受信エリア。赤が受信できるエリアだが相当広い。

 

キャリアスマホはSIMロック解除も必要

キャリアで購入したスマホはSIMロックがかかっているため、事前にSIMロック解除をしなければいけないことにもご注意ください。

 

 

SIMカードを契約する前にはキャンペーン・割引を確認しよう

SIMカード対象のキャンペーン・割引も多い

SIMカード対象のキャンペーン・割引も多い

 

ワイモバイルでは色々なキャンペーン・割引が常に実施されています。
SIMカードのみの契約を対象としたキャンペーン・割引も多いです。

 

SIMカードを契約するのであれば、ワイモバイルのキャンペーン・割引は事前にご確認ください。

 

 

まとめ

ワイモバイルのバンドに対応しているスマホであれば、SIMカードのみ契約して使っていくことができます。

 

SIMカードのみ契約した場合は、月額1,980円(税抜き)からの月額料金でスマホを使えるのでオススメです。

 

SIMカードを契約する場合は、ワイモバイルのバンドに対応しているスマホを用意しましょう。