ワイモバイルもデータ繰り越し可能に!改定内容を詳しく解説

 

2021年8月18日(水)からワイモバイルのシンプルS/M/Lのプランに改定がありました。
主な改定内容は下記の通りです。

 

  1. データ繰り越しが可能になった
  2. データ増量オプションの内容の改定

 

特にデータ繰り越しができるようになった点は大きいです。
それでは具体的にどのような改定をされたのか、解説をしていきます。

 

シンプルS/M/Lでデータ繰り越しが可能になった

今までのワイモバイルのプランではデータ繰り越しができなかったのですが、新たにデータ繰り越しができるようになりました。

 

ワイモバイルもデータ繰り越しできる

ワイモバイルもデータ繰り越しできる

 

■データ繰り越しの条件、対象プラン

対象プラン シンプルS/M/L
申込 不要
追加料金 不要
繰り越し対象のデータ 規定容量とデータ増量オプションのデータ

※100MB未満の繰り越しデータは切り捨て

繰り越しデータの利用期限 翌月末
繰り越せるデータ上限 翌月加入のプランのデータ容量(データ増量オプションによる追加分を含む)まで
データの消費順番 前月の繰り越しデータ>当月の規定容量>追加データ購入分

 

シンプルS/M/Lを利用している方であれば、データ繰り越しは申し込みの必要なく、自動適用されます。

 

繰り越しできるデータ容量は、「シンプルS/M/Lのプラン規定容量」と「データ増量オプションで増加したデータ容量」のみであり、通常速度に戻す申し込みで追加購入されたデータ容量は繰り越しできない点は注意が必要です。
(繰り越しデータは100MB未満は切り捨て)

 

繰り越しデータの利用期限は翌月末まで、繰り越せるデータ容量は翌月加入のプランの容量(データ増量オプション含む)となります。

 

例えば、シンプルMからシンプルSに翌月プラン変更をした場合などは、5GBよりも多くのデータ容量が余っていても、繰越せるデータ容量は5GBとなります。

 

繰り越し例

実際に繰り越しをした例

 

 

繰り越しデータを含めたデータ容量は、下記の順番に消費されます。

 

  1. 前月の繰り越しデータ
  2. 当月の規定容量
  3. 追加データ購入分

 

しっかりと繰り越しをしたデータから消費されるので、ムダなく繰り越しデータを利用できます。

 

シェアプランの繰り越しについて

シェアプランの場合、親回線とデータ容量を分け合っている期間(シェア適用中)はデータが繰り越しできます。

 

ただし、親回線とのシェアが開始になる前月およびシェアが解除になる最終月の余ったデータ容量は翌月に繰り越しされません。

 

データ増量オプションの内容の改定

シンプルS/M/Lのみ対象となりますが、データ増量オプションも内容が改定されています。
主に下記の点が変更となります。

 

  1. もらえるデータ容量が増える
  2. オートチャージ設定が不要になる

 

もらえるデータ容量が増え、複雑な設定も必要なくなって使いやすくなりました。

 

もらえるデータ容量が増える

データ増量オプションでもらえるデータ容量が下表の通りに増えます。

 

料金プラン シンプルS

(3GB)

シンプルM

(15GB)

シンプルL

(25GB)

もらえるデータ容量 2GB

1GB

5GB

3GB

5GB

3GB

合計データ容量

(シンプルS/M/L+データ増量オプション)

5GB(3GB+2GB)

4GB(3GB+1GB)

20GB(15GB+5GB)

18GB(15GB+3GB)

30GB(25GB+5GB)

28GB(25GB+3GB)

 

なお2021年8月17日以前にデータ増量オプションに加入している場合は、2021年9月1日から改定内容が適用されます。

 

オートチャージ設定が不要になる

今までのデータ増量オプションで増えるデータ容量は、「500MB/550円(税込)」のデータ容量追加購入が無料になるという仕組みでした。

 

例えば、シンプルSの場合は1GB分のデータ容量をもらえるのですが、500MBの追加購入が2回分無料になります。
正直に言うとややこしかったです。

 

しかし改定後は、追加購入をしなくても利用できるデータ容量がそのまま増えます。

 

データ容量がそのまま増える

データ容量がそのまま増える

 

これによって、今まではシンプルS/M/Lのデータ容量を使い切った時に、自動でデータ容量を追加購入する「オートチャージ」という仕組みがありましたが、そちらの設定も不要になります。

 

【注意】オートチャージ設定していた人はOFFにしないとマズイ

オートチャージ設定は「500MB/550円(税込)」のデータ容量を、設定された上限回数まで追加購入する仕組みでした。
今までのデータ増量オプションの仕組みにあわせて購入回数を設定している場合、設定をOFFにしておかないといけません。

 

オートチャージ設定はOFFにしておく

オートチャージ設定はOFFにしておく

 

2021年8月18日より前にデータ増量オプションに加入し、オートチャージ設定をONにしている人は、忘れずにOFFにしておきましょう。

 

オートチャージをONしている場合、データ容量を使いすぎてしまうと自動購入(1回ごと550円)されてしまうので、ご注意ください。

 

まとめ

ワイモバイルのプランは今回の改定で、かなり使いやすくなったと思います。

 

主に変わった点3つ

  1. データ繰り越しできるようになった
  2. データ増量オプションでもらえる容量が増えた
  3. データ増量オプションの面倒な設定が無くなった

 

繰り越しができないというワイモバイルの弱点も無くなり、より良いプランになったと思います。

 

なお以前のデータ増量オプションの無料回数にあわせてオートチャージ設定をしている場合は、忘れずにOFFにしておきましょう。

 

 

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